『青木ヶ原樹海』と聞くと、多くの方が悪いイメージをもちます。
なぜなんでしょうか?
マスメディアで悪いイメージを抱かせるような情報がたくさん発信されてきました。
実際に樹海に行って、怖い思いをされた方がどれだけいるのでしょうか?
おそらく入ったこともまく先入観・固定概念だけで悪いイメージを持ってしまっているのではないでしょうか?
私たちはこれまで幾度となく樹海の散策していますが、怖い思いをしたことがなく、むしろ良いパワーをもらえる場所であったり癒しの場所だと思っています。
樹海ほどポジティヴで生命力あふれる場所はほかにはないです。
樹海の生きるたくましさを体験すれば、 皆さんの意識が変わったり癒されたりすると思います。
また、樹海には地図には載っていない穴場の洞窟が多数ありますが、その中でも安全でそして冒険心満載な洞窟に入ります。
一般の方が入れず、特別な許可を取ったガイドだから入れる洞窟の内、樹海を知り尽くしたガイドだからたどり着ける洞窟なので大変冒険感が強いコースです。
Avec le Montは 富士山青木ヶ原樹海等エコツアーガイドライン推進協議会構成員です
青木ヶ原樹海は富士山にまたがる原生林
青木ヶ原樹海は富士山の北西、富士河口湖町と鳴沢村にまたがって生い茂る原生林で、「富士の樹海」とも呼ばれます。
その面積は約30㎢にもおよび、冷え固まった溶岩の上で植物が育つ世界的にも珍しい森林帯です。ツガやヒノキ、ハリモミ、アカマツといった針葉樹のほか、ミズナラなどの広葉樹も自生していますが、水分や養分の少ない溶岩質の土壌であることから、痩せた土でもよく育つ針葉樹を中心に構成されています。
また、地表のすぐ下に溶岩があるため、樹木の根は深く張ることができず、一定の高さまでしか成長できません。そのため、周辺の山地などから見渡すと、同じような高さの木々が集まり、まるで海のように見えます。このことから「樹海」という名が付いたともいわれています。
青木ヶ原樹海の成り立ち
青木ヶ原樹海は、今からおよそ1150年前、平安時代の貞観6年(西暦864年) 富士山北西山腹(主に長尾山)の大規模な割れ目噴火「貞観の大噴火」によって流出した溶岩が土台になっています。
この噴火は有史以来最大ともいわれ、流出した溶岩は、森を焼き払い、湖を埋めつくし、動植物が一切生息することができない死の大地に一変させてしまうほど大規模なものであったと考えられています。溶岩流に覆われた大地は、5〜6年は樹木も生えず、生物も生きていけない状態となります。そののち、風雨などにより少しずつ表面の風化が進み、溶岩が砂礫状に変化、くぼ地には雨水による水たまりができ始めます。
この状態からようやくバクテリアなどの微生物が生息できるようになり、やがて土壌化が進み保水力が出てくると、風によって運ばれてきた種子のうち、貧栄養状態でも耐えられる植物が生育できるようになります。そして、周囲の山などから飛んできた枯れ葉や枯れ枝の分解、空を渡る鳥の糞や虫の飛来などによって徐々に栄養分が増え、多種多様な動植物が生息・生育できる環境に変化していきます。
ある程度高木の樹木が生育できるようになるまで200年かかるとされており、樹海も噴火後の200〜300年くらいは少しずつ植物が見られた程度で、現在のような樹木が生育を始めたのは11世紀以降。そして、本格的な森林地帯が生まれたのは14世紀以降、さらに青木ヶ原樹海といわれるほどの広範囲に森が広がるようになったのは今から300年ほど前と考えられています。
つまり、青木ヶ原樹海の森としての年齢はおおよそ300歳になります。
このようにまだ若い森である青木ヶ原樹海は、地表の多くがいまだ溶岩が剥き出しになっており土壌が貧弱で、植物の種類も少なくヒノキやツガなど針葉樹が中心の繁栄途上の森です。
溶岩洞窟とは
富士山麓には、なんと100を超える溶岩洞窟があり、わずか数メートルのものから2000mに及ぶ洞窟、また私有地のため一般閲覧不可の洞窟、観光スポットとなっている洞窟、世界遺産の構成資産になっている洞窟などなど、規模やその状態も様々な溶岩洞窟が点在します。
溶岩洞窟はどのようにして出来るのか?
まずこれは溶岩の種類が起因しています。
現在の富士山を覆っているのは玄武岩質の溶岩ですが、この溶岩は流動性が高く(流れやすく)、一直線に流下、空気や地表に触れる外側の部分が先に冷えて固まるが、その内部は勢いが衰えずやがて表面部分を突き破り流れる出ることで空洞が形成されます。
または溶岩の中に閉じ込められたガスや水蒸気の内圧が高まり溶岩内部に大きな空洞をつくることで形成される場合もあります。
溶岩も数十メートルの厚さになったりする場合もあるようなので外側と内側で固まる時間も違ってきます。例えると餅を焼くと膨らむのと一緒で、お餅の中の水分が熱せられることで水蒸気になって餅の表面を押し上げるようなイメージです。
そしてこの溶岩洞窟は一見不気味な佇まいをしていることもあり伝説や信仰の対象とされている洞窟も数多くあります、構成資産の一つ「人穴」や青木ヶ原樹海の「竜宮洞窟」、木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)が祀られる須山御胎内など。
溶岩洞窟も「信仰の対象と芸術の源泉」である富士山の世界遺産登録に一役買っています。
青木ヶ原樹海・洞窟探検プライベートツアー
プライベートツアーなので、各回1組のみで催行。周囲を気にせず満喫できちゃいます。
また、小さなお子様や少し体力に自信のないかたでも、何にも気にせずゆっくりマイペースな体験が可能です。
負のイメージが強い青木ヶ原樹海。そんなことはありません。むしろ「生命力」の溢れる神秘の森。
そんな樹海を散策し、自然のままの洞窟にご案内します。照明も手すりもない真っ暗な洞窟。その中でしか見れないもの・感じれないものをご体験してください。
ツアー概要
ツアー所要時間:約3時間
開始時刻:AM9:00〜 / PM1:00〜(午前・午後お選びください)
対象年齢 6〜70歳まで ※対象年齢外でもご相談ください。
※小学生以下は保護者同伴でお願いいたします。
当日の服装・持ち物 ・動きやすい服装(長袖・長ズボン)
・履き慣れた靴(トレッキングシューズがあればGood!)
・防水、濡れてもいい靴(氷の上を歩きます)
・防寒具(洞窟内は5℃以下です)
・雨具(上下が分かれているもの)※雨天催行です
・お飲み物や常備薬など個人に合わせててお持ちください
・雨具着用でも濡れる可能性があるため着替えなど
注意事項・その他
・ツアー中はガイドに従っていただきます
・安全対策上、指示に従っていただけない方・他人に迷惑をかける恐れがある方がいらした場合はツアーを中止する場合もございます
・飲酒をされている方、妊婦、高齢、持病をお持ちの方は、プログラムの内容によってお断りする場合もございます
・原則として雨天催行です(台風などガイドの判断でツアー中止の場合はこちらからご連絡いたします)
※この場合、当日であってもキャンセル料はかかりません
・8名以上でも催行可能です(※要相談)
ガイド料金
大人 10,000円/人
子ども(小学生以下)7,000円/人
料金に含まれるもの
ガイド料、保険代、レンタル品(ヘルメット、ヘッドライト、グローブ)
ツアー開始後の天候不良、お客様の体調不良、お客様の都合等での中止の場合は、ご返金に応じられませんのでご了承ください。
いずれの中止の場合でも、現地まで旅費等の払い戻しには応じかねますので予めご了承ください。
ツアーは基本的に2名様以上からお受けいたします。
ツアー中のけがなどを保障する保険
見舞金程度の保険加入はいたしておりますが、ご出発前にご自身で安心がおける範囲の国内旅行傷害保険、万が一他人に危害を加えた場合の損害賠償保険等への加入をおすすめします。
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